2022/10/16
先日AWS認定 Developer Associate 試験に合格したので、学習方法や受験を通して感じたことなどを簡単にまとめていきます。
これから学習を始める方や、受験を予定している方に向けて、少しでも参考になる内容があると嬉しいです!
※2022/10/16 時点の内容のため、最新の情報については公式サイトをご確認ください。
AWS認定 Developer Associate 試験とは
AWS認定 Developer Associate 試験は、AWS認定資格のうちアソシエイト試験3種類の1つです。
アソシエイト試験は、基礎レベルであるAWS認定 Cloud Practitioner 試験の次のレベルに位置づけられています。
中でもAWS認定 Developer Associate 試験は、開発者向けの知識を問うものとなっています。
受験資格 | 特になし |
受験料 | 15000円ほど |
試験時間 | 130分 |
学習方法について
私が実際に合格までに使っていた教材や、勉強方法について紹介します。
勉強期間は大体1か月ほどで、仕事終わりに2~3時間、休みの日に5~7時間程度行っていました。
(基礎知識や実務経験などにもよりますので、あくまで参考程度でお考え下さい)
どうしても先延ばししてしまうって方は、先に試験を予約してしまうのも手だと思います!
教材
・徹底攻略 AWS認定デベロッパーアソシエイト基礎知識から応用知識までしっかりと実力が身に付く、通称「黒本」です。
500ページほどあり中々分厚いですが内容は非常に充実していて、正直この1冊をやりこめば十分に合格可能なほどです。
実際私もこちらを軸に学習を進めていました。オススメです!
・AWS認定 アソシエイト3資格対策既に紹介した黒本は内容は全く文句なしの素晴らしいものですが、ページ数が大量で細かい内容まで記載があるため、思うように学習が進められず挫折しかけたり、どの内容が重要か分からず頭に入ってこなかったり…といった状況に陥ることもあるかと思います(他アソシエイト試験の資格を持っていなかった私は基礎知識が足りず、実際にそうなりました)。
そんな方にオススメしたいのが、こちらの書籍です。
アソシエイト試験3資格を対象に、必要な基礎知識が図解付きで分かりやすく解説されていて、サービスごとに章立てされているため知識の整理ができます。
基礎的な内容のためこちらの書籍のみでの合格は中々難しいかもしれませんが、「いきなり黒本はちょっとキツい…」という方には前段階の学習教材として利用するのが効果的だと思います!
・Udemy「AWS認定デベロッパーアソシエイト模擬試験問題集(5回分325問)」
模擬試験5回分と解説がついた講座で、内容に記載のある通り難易度の高い問題が揃っています。
実際に一通り解きましたが、本番の試験と比較して確かに難易度の高い問題(具体的には、サービスの細かい知識などを問う問題)が多いように感じました。
黒本は完璧だけど他の応用問題も解いてみたい方や、問題演習を多くこなしたい方は検討してみると良さそうです。
学習の進め方
最初の1週間は「AWS認定 アソシエイト3資格対策」のみを使用して基礎的知識を頭に入れていきました。
こちらを一通り学習することで、各サービスの概要と要点をおさえられます。
その後の3週間は黒本をひたすら周回して、詳細知識を少しでも頭に入れることを意識しました。
細かい内容も多いので1週目から全て覚えようとはせず、何度も見ることで徐々に記憶していくのが良いかと思います。
演習問題の周辺知識は特に重要なので、演習問題を中心に進めるのも効果的かもしれません。
最後の数日は黒本の周回と、Udemyの講座を進めていました。
(試験日まであと数日なのにUdemyの模擬試験で半分ほどしか正解しておらず非常に焦りました…笑)
試験を終えて所感や振り返りなど
試験を終えて特に感じたことは以下の3つです。
- 合格レベルの知識は黒本で十分に網羅されている
- LambdaやAPI Gatewayあたりのサービスの知識は特に重要
- 他の学習サービスも検討してみると良いかも
それぞれ簡単に内容を追記します。
1点目については、試験問題の中で黒本に無かった!と思う内容がほとんど存在しなかったように感じたからです。
もう何度も書いてるかもしれませんが、そのくらい黒本はオススメです!
2点目については、試験を受験して感じたものです。
様々なサービスの知識が問われますが、LambdaやAPI Gatewayの知識がより多く登場していたように感じました。
3点目について、AWS認定試験の対策サイト(私は試験を終えてから知りました…笑)や公式のセミナーを利用することです。
試験対策サイトとしては「koiwaclub」などがあるようですが、私は利用していないため興味ある方は検索してご自身で確認してみてください!
様々な学習方法から自分に合うものを見つけてみると良いかもしれません。